紅漆紅 ~ 続・紅女の血縁
「彼女の手には世界があった」
「紅漆紅」・――紅い世界。フランドールは自分自身を見つけられずにいた。かつて彼女の手には全てがあった。今やそれは片鱗さえ見せず、うたかたのようでさえあった。「ねえ、魔理沙」彼女は言う。「私も外に行きたいな」
「類別は怪人、名は十六夜」・咲いた花は必ず散る。――三十年後の幻想郷。彼女の姿は、そこにはなかった。
90P 新書版
著作:和泉幸奇
表紙イラスト:鳥居すみ (airdrop)
紅月ノ宴肆にて頒布。頒布価格\500
とらのあな、メロンブックス、ホワイトキャンバスにて委託予定。 \700
紅女の血縁の続編本です。前作を読了してからお読みいただくことを、強く推奨いたします。
May 10, 2024 18:54