「結界戦士 紫」登場人物紹介
結界戦士・八雲紫
あなた、妖怪を見たことがある?
東京の夜を支配する、途方も無い力を持つ人間の敵。
私は深夜の街に遊び出て、そいつらと戦っている。
怖くないのかって?
恐れようもないわ。私には力があるもの。
人間を遥かに超越した妖怪の暴力から身を守る、私の身体を包み込んだこの結界が、
どんな敵だって恐れない強さを、私に授けてくれるんだから。
「――封印されたくなければ、邪魔しないことね」
亡霊の姫君・西行寺幽々子
紫は知らないのかしら?
街をさまよう妖怪どもは、全く取るにも足らない雑魚の群れ。
畜生と変わらない、ただの有象無象でしかないのだと。
教えてあげないのかって?
だって、自分で気づけなきゃ意味が無いじゃない。
紫はせっかくすごい力を持っているのに、それを活かす道を知らないなんて、もったいないわよね。
教えてあげないけど。
「――負けなければいいじゃない」
境界の人間・マエリベリー・ハーン
貴方、意識はある?
あるわよね。無かったら早く病院に行ったほうがいいわ。
本当に本当に自分に意識があるか不安になったら、それも早く病院に行ったほうがいいわね。
だって、それは所詮、人形遣いに作られた人形が知ろうとしても詮方ないことだもの。
我思う、故に何とやらというくらいにとどめておくのがお利巧さんよ。
「――蓮子、ありがとう。私の頼みを聞いてくれて」
正気の瞳・宇佐見蓮子
ねえ、メリーがどこへ行ったか知らない?
あの子ったら、ここのところずっとひとりで何かしているみたいなのよ。
私に内緒で、一体何を企んでいるのかしら。
きっとメリーのことだから、とんでもないろくでもないことを考えているに違いないわ。
私に内緒で、なんて楽しそうなことをしているのかしら。
ずるい! 私も連れて行ってよ。
「――二十一時二十二分。おしい」
妖夢・霊夢
里香・九尾の狐
魔理沙・アリス
パチュリー・霖之助
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